マツダCX-3のデザインを見た時ショックだった
日本車でもこれほどのレベルのデザインをした
車がでてきたのかという意味でのショック。
鼓動デザインを極めたマツダCX-3の洗練されたデザイン
ということで今回はデミオがベースとして作られたマツダCX3をCHECK!
コンパクトクロスオーバーSUV「CX3」というフレコミで発売されたマツダ渾身の一作。
このCX3のなにが感心するって
まずコンセプトカーではなくて市販車でこのシャープな外観は国産では極めて特異な存在で
国産では珍しい本気のデザインだと思う。
前回、記事にしたVW新型パサートヴァリアントその驚きのデザイン
でのワーゲンの新デザインにもビックリしたけど国産車メーカーから、これほどのデザインをした車が登場してきてくれるとは本当に嬉しい。
あと、このCX3に用意されているのはディーゼル車のみというのも特筆するべきところなのかもしれいけど
その中身は他のレベルの高いサイトにお任せして今回もデザインのみにフォーカスをあてたい。
CX-5もデザインの評価は高いけどあちらはよりSUVらしいリアデザインをしているし
顔もここまでシャープではないから
マツダの鼓動デザインはCX5から始まりアテンザ、アクセラ、デミオを経てCX-3で極まったなという印象を強くうけた
「クルマを命あるものとして考えるそれが魂動デザイン」
とMazdaはいうけどCX-3を見れば納得!
マツダCX-3のチーフデザイナー松田陽一氏曰く「知性を感じさせること。知性あるものだけが纏えるようなディテールが、このクルマにはあるんです」
うん、これは本当にそう思う。
知性、凛、そういった言葉まで連想させてしまうほどのデザイン力を感じます。
サイドから見たCX3の躍動感あるデザイン
都会的なフロントマスクももちろんCX3の魅力だけど
この斜めやサイドから見たときの躍動感やまとまり感は国産の中でもトップレベルでしょう
全高も画像で見るほど実車は高くなくまたそれがワイドにボリューミーなボディサイズを感じさせて
より一層の高級感と躍動感を与えてくれるような気がする。
サイドから見ると今にも飛び出していきそうな唸るようなでデザインをしていて
いつみても秀逸!
国産車でこれだけ質感があり躍動感のある車がどれだけあるだろう・・・
国産車では珍しいシンプルなリアのデザイン
今回のCX3がアテンザセダンやアクセラそしてCX5と決定的に違うのが
このリアのデザインでしょう
マツダエンブレムをリアの真ん中に配置して
ナンバープレートが下に移動してますね
これはアルファロメオジュリエッタの艶かしいデザインやルノータリスマンの衝撃の記事でも
書いたようにナンバープレートをどこに配置するかで車のリアデザインの印象はガラッと
変わるのでCX3のこの選択は正解だった思う
CX5と比べるとリアのデザインの透明感の差はこのあたりで出てくるんだと思います。
マツダのメディア展開の上手さ
この鼓動デザインもさることながらデザインだけではなくて
近年のマツダは広告上手というか
イメージ戦略(広告)も上手で上質な赤色のCX3が欧州や都会で撮影された
絵というのが実に洗練されていて、欧州車のような落着きや上質感といったものを演出できていて
CX3や鼓動デザインを、より良く見せてくれているなぁと、見るたび思うのです。
CMでも輸入車メーカーのような洗練されたクオリティですよね
マツダデザインをうまく伝えています。
海外の反応
このCX-3が発表されてからというもの
私のなかでは高揚感でいっぱいの衝撃をうけたのですが
ふと思ったことがあり、それは海外勢がこのMazda CX-3のデザインをどうみているのか気になります。
スタイリッシュとみているのかパッとしないとみているのか・・・
このデザインは欧州車の中に入っても間違いなく上位に入るデザイン力だと思うんだけどなぁ・・・
と思っていたら、Mazdaがドイツの自動車デザイン賞「Automotive Brand Contest(オートモティブ・ブランド・コンテスト)」において、
マツダのグローバルデザイン部門、「マツダ CX-3」、マツダ独自デザインの自転車「Bike by KODO concept(バイク・バイ・コドー・コンセプト)」がそれぞれ選出され、
9月15日にドイツ・フランクフルトのシュテデル美術館で
開催された式典において賞を授与されたというニュースを発見。
やはり海外でも評価は高いみたいですね、うん、安心した
というよりも、自分のことのように誇らしい(笑)
新型(次期)CX3はどう変わるのか
かなり気が早すぎる話だけど(汗)
これはaudi A8や、ベンツ新型Sクラスにも言えることだけど
ある意味完成されてしまったCX3が次期型でどうデザイン的に変わるのかも楽しみである
完成されてしまったデザインを変えることほど難しいものはないはずだから・・・
「鼓動デザイン」の次のデザインコンセプト「越KOERU」を
採用して更に日本車らしからぬデザインになるのか本当に本当に楽しみ。
個人的には近年で1、2に入る素晴らしいデザインをした国産車のマツダCX3でした
それにしてもマツダの鼓動デザイン、広告戦略、抜群だなぁ。
ちなみにMazda CX3の価格ですが
グレード名 XD
価格 2,376,000円から用意されています。
欲しい・・・
※2015/12/10追加
4代目「マツダ・ロードスター」が2015-2016 日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞、3代目に続き2度目の受賞とのことです(驚)
マツダデザイン、きてますねコレは(笑)
2016年11月新型CX5が発表される
CX5もフルモデルチェンジされましたね。
顔つきがよりシャープになってCX3よりになったけどリアの無骨さがどうなんだろ・・・
その点、CX3のスタイリッシュさは本当に秀逸だわ。
最後に一言
ここまで長々と国産車とは思えないマツダCX-3のデザインについて
熱く語ってきましたけど、この車を見たとき本当に感動と高揚感で
いっぱいになったのを今でもよく覚えています。
こんな気持ちを抱くのはもはや病気なのかどうかは定かではないけど(笑)
こういう気持ちを抱いてくれるデザインフリークな人たちがこの日本でも多くいることを信じています。
そして今後のマツダデザインに更に期待!
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